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北京亭 

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新大久保駅から、紅茶グマに向かって大久保通りを歩いてくると、左側に「北京亭」という中華料理屋さんがあります。
創業1953年、という話ですから、すでに50年以上も続いているわけですが、もしかしたら、すべてがその当時のままなのではないか、と、思わせてくれるようなお店です。中に入ると、まるで時が止まったような気がします。旅に出る前の寅さんが、列車待ちで時間をつぶしている、上野駅あたりにでもありそうな店でもあります。 赤を基調とした内装は、昭和レトロ、というのでしょうか。
ぐるぐると回すレバーのついたレジ、各テーブルに置かれた占いの販売機、厨房へと入る扉の磨りガラスには、「調理室」と書かれています。
料理も、もちろん、昭和レトロ。正統派の中華料理、いや、和製中華料理。ああ、昔は、こういうものを、近所の中華料理屋で食べていたよなあ、と懐かしくなる味です。チャーシューメン、ワンタンメン、中華丼・・・、私は、いつも、五目かた焼きそばを注文することにしています。もちろん、たっぷりの芥子がついてきます。
「また・・・?」
と、突っ込まれることはわかっているのですが、いいじゃないですか、こういう店では、珍しいものは食べずに、ひたすら、同じものを食べ続けるべきでしょう。

それも、お休みの日の昼下がり、ぶらっと、この店に入るのが好ましい状況です。
昼下がりというのに、地元のお客さんが結構入っていて、揚げワンタンなどを肴に瓶ビールをちびちびと飲みながら、何を話すでもなく、スポーツ新聞や漫画雑誌を片手に、テレビの野球中継なんかを眺めている、そんな、ゆる~い光景をこよなく愛する私です。ほとんどしゃべらない、店のおじさんの存在も、とても好ましいと思います。

佐野史郎、戸川純、そして、ルビー・モレノが出演した映画「あふれる熱い涙」(田代廣孝監督、1991年)では、ルビー・モレノが働く店として、「北京亭」が登場します。

60年代には、さぶちゃんこと北島三郎もこの店に通ったという話があります。
さぶちゃんは、一時期、大久保に住んでいて、実は、私、さぶちゃんの息子さんと遊び友達だったのです。もっとも、そのことはほとんど覚えていませんが・・・。

国際都市・新大久保の一角には、こんな、昭和レトロの店もあるのです。
店の中から外の通りを眺めてみると、また、不思議な風景を堪能できるかもしれません。

もっとも、時空を超えたその不思議さ、ごった煮加減が、この街の魅力でもあります。


DATA
  北京亭  東京都新宿区大久保2-32-2
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[ 2006/11/09 23:00 ] 新大久保ツアーズ | TB(0) | CM(0)

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