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ヴュー・ギャルソン 

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ヴュー・ギャルソン
vieux garcon 見た目にも、不思議なジャムです。
二層に分かれた、上は、カシスジャム、下はフランボワーズのジャム。

シェフが、アルザスのフェルベールさんの店に行った時、紅茶グマの元スタッフのモモちゃんが、「これ、一番のお勧めです!」と、持ってきてくれたのが、「vieux garcon」という、ブルーベリーとフランボワーズが二層に分かれたジャムだったそうです。
ブルーベリーとフランボワーズ、この組み合わせ自体は、何だか、当たり前すぎて予想がつくし、第一、重いしなあ、と思ったらしいのですが、モモちゃんがそこまで言うのなら、と買って帰ってきました。
果たして、そのジャムのおいしかったこと!

シェフは、カシスとフランボワーズの組み合わせで、すぐに自分でも作ってみました。が、う~ん、おいしいことはおいしいのですが、どうも、何かが違う。使っているフランボワーズはアルザス産のものですし、カシスもフランスのもの、素材は申し分ないのですが、どうも、印象が違うものが出来てしまう、という感じです。アルコールも入れてみましたが、これも違う・・・。

やがて、謎が解けました。
おいしさの秘密は、二層構造にあったのです!
2種類のジャムを混ぜ合わせてから瓶詰めしたのでは、あの味が出ない。2種類のジャムをあくまでも別々に入れて、二層にしておき、開栓して、食べる前に初めて混ぜ合わせる、ということです。そうすることによって、ふたつの味が、お互い、より引き立つ、ということだったのです。混ざる直前まで、ふたつの味があくまでも別のものとして保存されることにより、それぞれの持ち味を失っていない、ということでしょう。その結果、口に入れた時、複雑な、奥行きのある味が生まれるのだと思います。

どうか、お召し上がりの前に、思い切って、二層を崩して、混ぜ合わせてみてください。別々にお召し上がりになるのではなく、ふたつのジャムを一緒にして下さい。

「vieux garcon」というのは、直訳すると、「年老いた少年」。独身の中年男性のことを指すようです。本当は、キルシュなどのお酒が入っていないと、「vieux garcon」ではないらしいのですが、そこはそこ、フェルベールさんへのリスペクトの意味も込めて、あえて、紅茶グマなりの「vieux garcon」ということで、ご用意いたしました。
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[ 2006/10/11 22:30 ] お菓子のご案内 | TB(0) | CM(0)

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